4月のブログの更新は1回のみ、ワーストを記録してしまった。
海外に行っていたわけでもない。
体調を崩していたのでもない。
春、4月なぜかわからぬが、不登校の児童生徒の相談で忙しかった。
相談やケースワークが多く忙しかったわけではないが、なぜか対応に非常に時間が取られた。
どうしてか?
まず、相談の電話がかかる。
最初のインテーク面接、電話やメールだけでは、クライエントが、Q&Aのみを求め、不登校の本質を読み取れず、対応を間違え長期化する原因になることが多いので、来初してもらい、時間をかけ、成育史を含め、じっくり話を聞く。
子どもが学校に行けない。死にたいと叫んでいる。どうしたら良いかわからないでいると、教科書を破り捨てる、制服をハサミで切る、暴言を吐き、私の人生終わった、死にたいと暴れる。
今時の若い親達といっても40代だが、どうしたら良いかわからず、スクールカウンセラーに相談に行くが、「しばらく様子みましょうか」「心療内科・精神科を受診してください」で終わり、病院に行くと、うつ病かもしれません、静養が必要、学校のことは考えずに静養させてくださいと言われたから、学校を休ませ、処方薬の抗うつ剤を処方させるが、寝ているか、暴れるかの興奮した状態が続く事例が多い。
なぜ、学校に行けないのか、同級生に不安を感じるのか、精神的に不安定の状態がなぜ起きているのか、両親になぜ、我が儘を突然いいだしたのか?あるいは、べったり幼児のように甘えだしたのか?子どもが何を親に訴えているのか、その本質を見ないで、Q&A方式で行動する親がますます増えてきた。
そんな親に限って、高学歴、職業的自立している方ばかりである。
カウンセリングをしても、本質を考えられない職業脳である。
わかるようになるまで時間が非常にかかる。
子育ても、仕事のように、合理的かつ効率的にすばやく処理しようとする大人の登場である。
子育ても事務的であるべきだ!「事務ママ」である。
「知識はあっても、知恵のない大人達」その相談相手も同種の精神科医師・カウンセラー達である。この国の社会問題、不登校やひきこもりの長期化の遠因である。
今午前、2時半、2か月半ぶりに、やっと、富山の自立塾に行ける!
出発である。冬タイヤを夏タイヤに変える。